人生に「初めて」はあといくつ残っているだろう。
私は死ぬまでにできるだけたくさん「初めて」を経験したいし、それに際するワクワクやスリルが大好きだし、そのおかげで期間限定や新発売の味にめっぽう弱い。
(なので数日単位で新作が出るコンビニの、特にスイーツコーナーは本当に危険)
そんな私の「初めて」、ワクワク・好奇心の天敵といえば
そう、ネタバレである。
ネタバレについてはアリ・ナシの大まかな2種類があって、そこから「ナシ側はどこまでだったらアリなのか」という細かいところの枝分かれがあると思う。
ちなみに私は本当にガチガチのガチのナシ過激派。事前情報ゼロで挑んで、純度100%のワクワク体験がしたい。何も言うな口を開くな。
例えば昨日録画したドラマを今日の夜に観ようとしていたとして、学校で友人とその話題になったとする。
「まっさか○○が黒幕だったなんてね〜」
→完全なるネタバレ。論外。すぐさま電源を落として起床時のセーブデータからやり直させて欲しい。
「アイツが黒幕だったってのには驚いたよ〜」
→名前こそ伏せているものの"最新話で黒幕が判明する"というビックリ要素のネタバレ。露骨にテンションが下がる。
「観たらめっちゃ驚くと思うよ」
→このへんからは許せる人が増えそう。でも私はその驚き要素があるという事前知識により楽しみ減なのである。
じゃあ友人ちゃんは何も言えないやん!と思うだろうけどその通りで、どう転んでも地雷を踏んでしまう厄介な私は「そのドラマ今日の夜に観るから、また明日語ろう!」と言って話題を変えるし、集団の中でその話題になった場合はひとりさりげなく姿を消す。
ありがたいことに私の周りには理解者聖人君主が多いので、今のところなんとか電源ブチ切りセーブリセットは免れている。
話題を変えるとかは強引すぎて微妙だけど、できるだけリアルタイムで観れるようにするなどの「自衛」もネタバレを避ける上では大切。
例えばTwitterに何の脈絡もなく好きなマンガのタイトルやキャラクターがトレンド入りしていたら迂闊にタップするのは危険、とか。
というのも、それにより見事に本誌組による日番谷隊長の真の卍解姿や五条先生の素顔のネタバレをくらってしまいまして。これは本誌組が悪いとかではなくて、本誌組が盛り上がっているエリアにのこのこ入ってしまった私の過失。
(私の価値観で言うと今のも「日番谷の卍解に真の姿がある」というネタバレ文章なのだけど、完結して数年経ってるので時効とみなします。自分に激甘。)
ただこのトレンド、アニメ化決定!などの重大ニュースで盛り上がった事によるランクインな可能性もあるので見極めが難しいところ。
ネタバレしないで!という主張は、その対象によっては
『正式に世に出ている情報を未だにキャッチできていない遅れ者のわたしに合わせなさい』
と言っているようなものなので、さっきは口を開くなとか言ってたけど基本的には謙虚な姿勢でいなくてはいけないよね。
ちなみに「正式に世に出ていない情報」を言って回る輩も一定数いるみたいなのだけど、それはネタバレではなくリークなので地獄行きです。
対してリークでもネタバレでもない、正式に世に出ていない情報に関する個々の予想や考え、いわゆる「考察」は大好物!
自分が思いもしなかった考えを新たに知ることができるし、不確定要素に対してワクワク感が高まる。冒頭で述べた好き要素が詰まっている。ロマンがある。肩を並べてその作品へ歩みを進めている感じがするのも良い。
最近は追っているコンテンツの考察や、完結済みの作品に隠された伏線回収の情報などを調べまくっている。新たな気づきがたくさんでめちゃ楽しい。
さて書きたいことも書いたので、新しいもの探しでもするかな。
こんなご時世でなければコンビニ無限バシゴ最多店舗数チャレンジにでも出かけるのだけど、これは流石に不要不急の外出にあたってしまう。
そんなときはコンビニ公式のホームページを見る。親切に「今週の新商品」が写真付きで一覧になっているので、そこで目星をつけておくことにしよう。まっこと便利な世の中よのう。
ちなみに会社によっては「来週の新商品」というネタバレページもある。気になる人はぜひ。
あ、でも、大変申し訳ないのですがそちらで得た「来週の新商品」に関する情報を私の方に故意に流すのはお控えいただきたく思います。何卒よろしくお願い致します。
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